クラウドセキュリティ & プライバシー
オライリーさんにクラウドセキュリティ & プライバシーを献本いただきました。
どうもありがとうございます!
この本はクラウドを使う人、クラウドを作る人のどのレイヤの方にもお奨めです。
私が所属する会社のようなSI事業を手がけている方には特にお奨めです。
この本を読んでおくとクラウド環境下におけるセキュリティに対しての概観がかなりつかめるので、
今後クラウドを中心とした事業に注力していく人には大変役にたつと考えます。
セキュリティの本というと技術的なセキュリティ対策だけに目が向きがちですが、
この本ではクラウド環境下におけるセキュリティにフォーカスし、以下のような項目を包括的に網羅しています。
- クラウドの定義
- 各セキュリティ対策・観点、プライバシー
- クラウドにおけるセキュリティ事象とその責任範囲
- 監査、ガバナンス、コンプライアンス
- 影響がありそうな米国の法律・グローバルな法律
- AWSなどのクラウドサービスプロバイダ(CSP)の事例
- クラウドを中心に今後どうなっていくか
これだけの内容が詰まって300pない程度のボリューム感で内容と比較すると非常にコンパクトになってます。
あまり分厚い本は得意ではない私ですが、職務上必要でもあり、今後しばらくお世話になる一冊です。
というわけで、まだ途中までしか詳細に読んでないがこの続きを読むのを楽しみにしています。
(今はまだ3章の途中です)
クラウド セキュリティ&プライバシー ―リスクとコンプライアンスに対する企業の視点 (THEORY/IN/PRACTICE)
- 作者: Tim Mather,Subra Kumaraswamy,Shahed Latif,下道高志(監訳),笹井崇司
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2010/06/12
- メディア: 大型本
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P.S.セキュリティの本題に入る前段階の2章もクラウドを概観するのにとてもよいです。
P.Sその2.CSA(Cloud Security Alliance)も日本支部が立ち上がったのでこちらもあわせて参加すべきかと思います。