Javaルールブックの改訂を書きました。
ブログ書くのもあまりに久しぶりでこれというのも恐縮ですが、
エクスメディア社から出ていたJavaルールブックというのをご存知でしょうか?
去年のはじめくらいから仕事としてこの本の改訂に取り組んできて2月にようやく発売されることになりました。
基本的には前回のルールブックを踏襲しつつ、Java5で導入された新機能に対して基本的なルールを記述した内容になっています。
前回の内容は基本的にISID単独で書いていたらしいのですが、
今回は執筆者をオープンソースで関わりのある馴染みあるメンバ(id:yone098, id:c9katayama, id:skirnir)で執筆させていただきました。
執筆者の皆さん・そしてレビューくださった皆さん本当にお疲れ様でした。
内容も書籍としてのボリューム間と内容のバランスを考え、なるべく薄く・ソースコードを多めに載せるように工夫してみました。
また、初心者から中級者の方を対象にしているので、あまりアドバンスドな内容は載せていません。
もしよければお手にとって見てみてください。
JavaはDisられる事も多いですがやっぱり良い言語ですし、まだまだこれからも現役で使われ続けると思います。
そんな中で新しい人がJavaをイヤイヤやるのではなくって、どうせならJavaを好きになって欲しいという思いで書いてみました。
Java開発のプロジェクトを既にやっておられる方、またはこれから始める方に何かしらのお役に立てれば幸いです。
というわけで、奇しくもこれがISID最後のお仕事となったのでした。
(そのご報告のエントリはまたあらためて)
ISIDを1月31日付けで退職しました。
Javaルールブックの宣伝をしたかったので、私事は控えめにしたいところなのですが、
本日付けでISIDを退職しました。お世話になった皆さん本当にどうもありがとうございました。
関わった皆さんに直接ご挨拶できずこのような形になってしまい申し訳ありません。
ISIDには本当に感謝してもしきれないくらい色々な経験をさせてもらいました。
2006年に前職から移ってきて、金融の特定ドメインだけだった私が色々な業態に関われましたし、
また技術の幅も急速に広げる事ができるチャンスを貰えたのも本当に幸運だったと思います。
自分の中の大きな軸がISIDで出来たんじゃないかと個人的には思っています。
本当に出来る人に囲まれた場所は僕は今まで知らなかったですし、その中で勉強させてもらう部分も多数ありました。
ISIDの皆さんと一緒に働けてとても幸せでした。特にひがさんには感謝しています。
ひがさんにはISIDに入る前以上に色々な刺激をもらい、自分の意見や方向性を固める事が出来たように思います。
本当にありがとうございました。他にも御礼を言いたい人は沢山いますが、ここに書くのは控え、
また個別に御礼を言おうと思います。
ISID以外での新しいチャレンジの事は去年前半から実はずっと考えていたのですが、
ずっとあってなかったタイミングが嘘のように昨年後半にあって今回決断することにしました。
ここまで成長させてくれたISIDから離れるのはどうかと悩んだ面もありますが、
現段階なら自分が抜けても組織として大丈夫という安心感があって、自分のチャレンジに踏み切った、
そのような側面は確かに自分の中にあるかなと思います(私が責任者ってわけじゃないんですけど気持ちの問題です)。
組織としてもここ数年で成熟してきて優秀な若手が揃いつつあり、
技術力・カバー範囲の広さが年々広がっているのを見るととても嬉しく思います。
自分の意識としては、現状の能力や年齢(もう33・・・)を考えると更に一回りも二回りも大きくならないと
今後、特に40以降はやっていけないなというのがずっとあって、今回厳しいチャレンジを実行することにしました。
既に持っている技術だけでなく貪欲にスキルを学んで、自分を変えていけるよう・新しい自分を創っていけるよう精進します。
あまり長くなるのも心苦しいのでこれくらいにしておきますが、
今後も同様の業界にいますので、ぜひ今後ともお付き合いいただければと思います。
新しい職場は明日からになります。技術的にもそれ以外でも色々なチャレンジが待っていてとても楽しみです。
(また明日改めてご報告しようと思います。)
それでは。