「安藤忠雄 建築を語る」


結構長くこの本を読んでた。
個人的には、とっても影響を受けたと感じる。建築に対する見方も変わったし、
それを抜きにしても、一人の建築家の考え方とか社会に対する想いがわかる一冊だと思う。
20台もやや(大分?)半ばを過ぎて思うところもかなりあるからかも。
かなりざっと意訳で抜き出すと、


  • 単なる箱モノはいらない。より命ある箱モノを作らないといけない。


  • 作るも大事だが、使う・守るという事を考えていくことは、これからはとても大事になる。


  • 社会との関わり方が重要で、自分の世界・業界だけに内向的に囚われてはいけない。


建築の世界だけども、自分の業界に置き換えて読んでも
なんら言いたかったことは変わらないんじゃないかなと思える。
あたりまえの言葉に見えるかもしれないけど、そこに含まれる想いが
伝わってくるような本だった。すごく刺激になった。


やっぱもっと色んな世界を見るようにしないとね。
右脳をもっと使わねばwww