枯れた技術の水平思考
ゲーム関係に詳しい人ならば、この言葉を良く知っていると思いますが、枯れた技術の水平思考という言葉があります。
任天堂の横井軍平さんという人が言い始めた言葉でゲーム詳しい人なら良く知ってるはず。
(参照:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A8%AA%E4%BA%95%E8%BB%8D%E5%B9%B3)
自分が知ったのはごくごく最近の話なんだけど^^;
ここで言う枯れた技術とは既にメリデメがはっきりしている技術のことで、
水平思考とは今までの使い道とは全く別の使い方をすることらしい(水平思考の意味についてはあんまくわしくない)。
つまり枯れた技術の水平思考とは、メリデメがはっきりしていて使い勝手がよくわかっている技術を
別のところで応用してみるっていうことだとおいらは捉えてます。
ゲームのユーザが欲しいのは面白いゲームであって、新機能満載のゲームではない。
同じようにフレームワークやライブラリで必要なのは、いかに簡単に・わかりやすく問題を解決してくれるかで
新機能・新しい仕様などが重要なのでは無いと思う。
枯れた技術をベースに改良してより使いやすくするっていう点で、ひがさんの意見に賛同。
(そういう意味で言うとS2Daoはかなり異色なんですね。だってあんな使い方見たこと無かったからなあ。)
温故知新という言葉がありますが、古いものでも良いものは良いし、新しいものが常に良いとは限らないということですね、
当たり前だけど。自分に言い聞かすために言ってみた。
新しいものに振り回されずに本当に必要なものは何かを柔軟に考えることができるようになりたいです。
枯れた技術の水平思考、そういうテーマをもって来年は新たなチャレンジをしてみたいなと思います。