良い残業 続編 -個人で力をつける習慣の威力-

これだと残業と変わらないと思う.場所が自宅に移っただけで,仕事のためのものを
個人の時間でやること自体が問題.つまり,残業代が出ない分不利かと.
残業して勉強したほうがましです.もっとも,残業しないでやるのが望ましいわけで,つまり・・・

http://d.hatena.ne.jp/shin/20080718/p3

一応自分のblogでも回答しておきます。
たぶんshinさんの言っている勉強と自分の言っている勉強があってない感じ。
勿論仕事で即必要であれば業務時間内にやりくりしますよ。それもなるべく残業なしで、します。
それは業務の一貫として自分は捉えてます。

しかし、それ以外にも自分のモチベーション的にやりたいこと・やるべきだと思うことって
いっぱいあるわけです。未来の自分に対する先行投資の一種でしょう。

例えば、一例あげれば自分にとってPythonDjangoは明らかに先行投資です。
これらは実業務には今のところ直接的な関連は無いけど、Djangoで得た良い思想とかパターンは
それなりにあとで生きてくるわけです。他にもプログラミング言語に関係ないけど、
思考フレームワーク考えたりとか、文章書いたりっていうのも同じです。
今のところ、自分の事をまともに物書きできる人間とはとても思えないですが、blogやその他文章を
書いて勉強させてもらってます。



上記の勉強という事に対しての違いを踏まえて、違和感がある思った点は2点あります。

  • 仕事のためのものを個人の時間でやることが問題

自分はそう思いません。それは何故か。
個人の時間であれば、やる・やらないの自由は個人に一任されるからです。
そこには自分のモチベーションによってやるかやらないかを決定する意思があって
やりたいんだと思う人だけがやる自由意志がある。これが大きな違い。


またshinさんのblogにもコメントしたけど、ここだけクローズアップされても若干困る感じ。
自己投資する時間に使うのもよし、家族なり友達なりと時間を使うのもよし、
という自分の責任下において時間を割り振ることができるのが重要でしょう。
自分にとっては自己投資も自分の趣味も友達・家族との時間も等しく重要です。

  • 残業して勉強する

勉強する内容によりけりです。仕事で本当に必要なものは学習する必要があるでしょう。
ただ、業務にあまり関連が無い内容なら業中にはあんまりしないです。

残業代って意味だけじゃなくても、それ以外にも光熱費だったり多々コストってあるわけで。
一応年初に、今年は自分が時給換算でどれだけ稼がなくてはいけないかは算出しているので、
それを少しは参考にしてたりします。



過去に何度も何度も書いているとおり,仕事で必要なものを学ぶ時間は勤務時間でやるべき.
それが出来ない会社は社員を使い捨てにしていると.
今の技術でこの先定年までくっていけるならそれでかまわないのだが(競争力はないけど),
この10年だけみてもそういう未来は見えそうにない.

http://d.hatena.ne.jp/shin/20080718/p3


個人で力をつける習慣を身に着ければ、少なくとも自分を使い捨てにしている企業さんとは
決別できるので、そのためにも自分を俯瞰して磨く習慣をつける必要があると思う。
それには無駄な残業は減らして自分を伸ばす時間を持ちましょうというのが私の持論です。