0.5.1のリリース準備

T2Framework

そろそろ0.5.1のリリースを順次していきます。
まずはcommons（とcommons-ext）から。次にLucy（とLucy-ext）、最後にT2（とT2-ext）です。


commonsでは地味に修正をいくつかしています。以下のようなものです。

  • JExcelAPI依存の廃止。CSVとExcelのリーダとライタをcommons-extに切り離して、よりcommons単体で使いやすくした。結果依存するjarはjunitとslf4j（とlogback）、とServletのみです。
  • slf4j(1.4.2 -> 1.5.6)とlogback(0.9.9 -> 0.9.15)を最新版にバージョンアップしました。
  • JSONの評価部分を改善して、いくつかの不具合に対応した
  • FlushableUtilの追加。
  • 繰り返し項目を直線的に扱うForeachの追加。これはまだ実験段階。
  • ログの強化（特にdestroyやdispose処理部分）
  • シンプルなキャッシュ機能の追加
  • IBM JVMであるV9と、Oracle JRockitでの動作確認
  • StringLoaderのバグ修正
  • JavaDocの追加
  • モジュール管理の仕組みをCommonsInitializerから、Modulesというもう少し汎用な仕組みにしました。これでServiceLoaderでクラスロードする以前に色々できる余地が出来ました。

こんなもんです。


別話ですが、Lucyのアウトジェクト機能は議論の結果、このバージョンでは入れないことになりました。
ちょっと要求と仕様が不明確な部分があったので、いったん中止します。