T2プロジェクト最大の成果


今回のSeasarカンファレンスにおけるT2プロジェクトの最大の成果はなんといっても
僕不在でも外部にアウトプットできたことです。


得てして、OSSは1名体制(開発も1名、発表も1名、全部1名)になりがちです。
今までも開発は複数名で行えていたので、そこはあまり心配していません。
しかし、こと発表とか外部へのアピールになると今回のSeasarカンファレンスが初めてになります。


僕はこれを大きな成果だと見ています。
一人ではなく複数人で開発している点、一人ではなく複数人がそれぞれの視点で同じプロダクトを
語れる点、こういったことが発展には不可欠だと考えているからです。
思い返せば、2004年Seasar黎明期もひがさん・まさたかさん・羽生さんという3名がそれぞれの視点で
語っていたのが思い出されます。同じプロダクトなのに見ている観点が違う、素晴らしいと思う観点も違う、
ゆえにそれぞれ別々の視点でアピールが出来ている。こういったことが発展には大事です。


あのような大きな発展がT2プロジェクトの先に待っているかは誰もわかりません。
ですが、OSSコミュニティとして、小さいけど大きな一歩が踏み出せたのかなと感じています。