T2 0.5.2でURLパスマッチングを厳密化しました


MLでご報告いただいていたURLパスマッチングのバグを修正しました.
URLのマッチング機能はT2の根幹部分なので、より仕様を厳密にしてみました.

例えば、以下のようなURLのアクセス候補があった場合に、

aaa/{hoge}
aaa/bbb
aaa/bbb/ccc
aaa/bbb/{hoge}
aaa

T2の評価順序は以下のようになります.

aaa/bbb/ccc
aaa/bbb/{hoge}
aaa/bbb
aaa/{hoge}
aaa


つまり、仕様として、

  1. /aaa/bbbと/aaa/{hoge}だったら必ず前者が先。固定が優先される。
  2. /aaa/と/aaa/{hoge}なら、/aaa/{hoge}が優先。式言語部分は1文字以上入るとみなし、より階層の深いものを優先。


としました.


URLマッチング部分がこれでよりすっきりした仕様になりました.



今後は、

  1. 式言語が複数入った場合をより厳密にする
  2. パスマッチング部分を拡張可能にしておき、案件用に入れ替え可能とする

が課題ですね.近いうちに取り組みたいと思います.


というわけでSNAPSHOTリリース.