各Validatorについて


次は各Validatorについて説明します。
ValidatorとはJSF(JavaServer Faces)で決められている画面からの入力値を
チェックする機能です。JSFとしても提供しているValidator、Teedaで提供しているValidatorが
あり、Tで始まるやつはTeedaで用意したものになっています。

数値チェック系
・TRequiredValidator 必須チェック
・LengthValidator 長さチェック
・LongRangeValidator longでのレンジチェック
・DoubleRangeValidator doubleでのレンジチェック
・TByteLengthValidator byteでのレンジチェック
・TDoubleRangeValidator 拡張したdoubleでのレンジチェック
・TLongRangeValidator 拡張したlongでのレンジチェック
・TNumberLengthValidator 整数部・小数部での桁数チェック
・TRegularExpressionValidator 正規表現でのチェック

上記のように数値チェック系は多少かぶっているのもあります。
なぜか。それは以下のような機能を付け加えるためです。
 ・どのボタンを押したときにValidationをするかを指定できるようにするため
 ・メッセージを出力するためのidを自由に変更できるようにするため
です。
下記のように、target属性でどのボタンが押下されたときに
Validationが発生するのかを制御することができます。

    public static final String number1_TRequiredValidator = "target=doCalculate";


本当は正規表現のValidatorもCommons-validatorみたいに
ひととおり準備してあげればいいんですけど、まだそこまでいってないです。


相関チェック系
・TGreaterEqualValidator
・TGreaterThanConstantValidator
・TGreaterValidator
・TLessEqualValidator
・TLessValidator


相関チェック系では、主に2項目の関係でのチェックを行います。
JSF上、どいつとペアでValidationするのかはHTML上出てくる項目の
後者につけなければいけません。今のところですけど。


S2JSFのときにはGreaterEqualしかなかったので
Teedaではひととおり準備してみました。


(続く)