Teedaチュートリアル2


さて、Teedaのセットアップについて.

ここはDoltengを使うのを推奨するようにしたいと思います.

(あ、そうか.だとすると推奨開発環境としてEclipse/Tomcatプラグインなどを書いておくべきですね)

・Teedaのセットアップ

TeedaのセットアップにはEclipseプラグインであるDoltengを使います.
DoltengはChuraプロジェクトによる開発を支援するツールです.
下記のURLがDoltengのEclipseのアップデートサイトになります.

http://eclipse.seasar.org/updates/3.2/

(Doltengのインストール手段の説明を追記する)


Doltengがインストールされたら、まずはプロジェクトを作成してみましょう.
まずは右クリック→プロジェクトの作成を選択し、「Chura Project」を選択します.

新規プロジェクトの作成→Churaプロジェクトを選択します.
ダイアログで、プロジェクト名に「teeda-tutorial」と入力します.
ルートパッケージ名に「examples.teeda」と入力し、プロジェクトタイプはTeeda+S2Daoを選択します.


では出来上がった環境を確認してみましょう.
まずはsrc/main/java/を見てみてください.examples.teedaで始まるパッケージ構成が以下のように出来上がっているはずです.
構成についての詳細な説明は後述します.
いまは下記のような構成が出来上がっていることだけ確認できれば問題ありません.

+examples.teeda.converter
+examples.teeda.dao
+examples.teeda.dto
+examples.teeda.dxo
+examples.teeda.entity
+examples.teeda.helper
+examples.teeda.interceptor
+examples.teeda.logic
+examples.teeda.service
+examples.teeda.validator
+examples.teeda.web.error
  -ErrorPage.java


では次にTomcatを起動して確認してみましょう.
まずはTomcatプラグインを使って、コンテキスト定義を更新します.
やり方は、プロジェクトエクスプローラーで右クリック→Tomcatプロジェクト→コンテキスト定義を更新 です.
「操作が成功しました」と出たらOKを押下して、Tomcatを起動してみましょう.
Tomcatマークを押下するとTomcatが起動します.

正しく起動すれば以下のようなログ(日付などは適宜読み替えてください)が出るはずです.

2008-01-30 17:59:48,953 [main] DEBUG org.seasar.framework.env.Env - 環境変数#Envにファイル(env.txt)から値(ct)が設定されました
(途中略)
2008-01-30 17:59:52,328 [main] INFO  org.seasar.framework.container.factory.SingletonS2ContainerFactory - Running on [ENV]ct, [DEPLOY MODE]Hot Deploy
2008-01-30 17:59:52,328 [main] DEBUG org.seasar.teeda.core.webapp.TeedaServlet - Teeda : 1.0.11
(以下略)


では実際に起動してみましょう.
ブラウザを立ち上げて、http://localhost:8080/teeda-tutorial/にアクセスします.

Hello World!

と出ているでしょうか?
これで環境セットアップは完了です.

・まとめ

このチャプターでは以下のことを学びました.
 ・Churaプロジェクト専用Eclipseプラグイン「Dolteng」について
 ・Churaプロジェクト専用Eclipseプラグイン「Dolteng」のインストール
 ・DoltengでTeedaプロジェクトを作る
 ・Teedaプロジェクトの起動の仕方
 ・Teedaプロジェクトの稼動確認